『アンドールの伝説』で協力ゲームの楽しさを知り、『ゾンビサイド2.0』でフィギュア塗装の沼に片足を突っ込み・・・。
気づけば私の中で「次はもっと遊びごたえのあるやつが欲しい!」という欲がどんどん膨らんでいました。

そしてちょっと前に、ついに買ってしまいました。
ボードゲーム好きの間では「いつかは手を出したい」と言われている超大作、『フロストヘイヴン』です!
今回は、届いた箱の大きさにビビるところから、開封、地獄の打ち抜き作業、勢いでやってしまったフィギュア塗装、そして実際のプレイの雰囲気までレポートします。
1. 「フロストヘイヴン」ってどんなゲーム?

『フロストヘイヴン』は、世界的な大ヒット作『グルームヘイヴン』の続編にあたる協力型のキャンペーンゲームです。
プレイヤーは傭兵になって、極寒の北の地にある前哨基地「フロストヘイヴン」を拠点に、いろんなシナリオ(ダンジョンや雪原での戦い)に挑んでいきます。
ざっくり言うと、ボードゲームでRPGをやる感じです。 シナリオをクリアすると物語が進み、新しいシナリオが解放される お金を貯めて装備を買い、キャラクターが成長していく シナリオの合間には、拠点の街に建物を建てて発展させる
と、やれることがとにかく多いです。
しかもシナリオは100本以上あるので、正直、いつ終わるのかまったく見当がつきません(笑)。
『アンドールの伝説』と同じく協力ゲームなので、みんなで作戦を立てて敵を倒していきます。ソロでも遊べるのがうれしいポイントですね。
2. 開封の儀&スペックまとめ

まず、届いた瞬間の感想は「重っ!!」です。
『ゾンビサイド2.0』でも重いと思っていましたが、比べ物になりません。10kgを軽く超えると言われているだけあって、持ち上げるだけで腰にきます。もはや筋トレです。
スペックを表でまとめておきますね。
| 項目 | 内容 |
| 商品名 | フロストヘイヴン【日本語版】 |
| 発売元 | CMONJAPAN(原版:Cephalofair Games) |
| デザイナー | アイザック・チルドレス |
| 対象年齢 | 14歳以上 |
| プレイ人数 | 1〜4人(ソロプレイ可) |
| プレイ時間 | 1人あたり約30分 |
| 定価 | 49,500円(税込) |
| クラス数 | 17クラス(最初から使えるのは6クラス) |
| シナリオ数 | 100本以上 |
・・・はい、定価49,500円です。
ボードゲームの値段とは思えませんよね(笑)。ただ、このあと中身を見ていくと、ちょっと納得してしまうボリュームなんです。

箱を開けると、まず目に入るのがこの鍵付きの冊子です。

この冊子には、ゲームを進めて条件を満たさないと開けられない秘密が詰まっています。
他にも、物語が進むまで開けてはいけない箱や封筒がいっぱい入っていて、「いつ開けられるんだろう」と想像するだけで楽しいです。

そしてこちらが、キャンペーンの舞台になる大きな地図です。
シナリオを解放するたびに、この地図にステッカーを貼っていきます。最初はまっさらな地図が、遊ぶほどに自分たちだけの地図になっていくわけです。
一度貼ったら戻せないので、ボードゲームなのに「やり直しがきかない」というのがドキドキしますね。
3. 地獄の打ち抜き&収納作業
さて、ここからが本当の戦いです。
フロストヘイヴンには、地形タイルやモンスターのスタンディー、トークンなどの厚紙パーツが大量に入っています。これを1枚ずつ台紙から外していくのですが・・・量が尋常じゃないです。

ゾンビサイドのときは「小一時間かかった」と書きましたが、今回はそれどころではありません。
夜に開封して、打ち抜きと整理が終わったころには日付が変わってだいぶ経っていました。指先がジンジンします(笑)。

打ち抜いたパーツは、付属のトレイに種類ごとに収納します。入りきらない小物は100均のケースを買ってきて分けました。
ここをちゃんとやっておくと、遊ぶときの準備がかなりラクになります。逆に、ここをサボると毎回パーツ探しで日が暮れます。
4. 開封した勢いでフィギュアを塗ってみた
打ち抜きが終わった時点で、もう深夜です。普通なら寝ます。
でも、キャラクターのフィギュアを見てしまったら、塗りたくなってしまったんですよね・・・。

フロストヘイヴンのフィギュアは、ゾンビサイドのものより一回り大きくて、作り込みがすごく細かいです。
クラスごとに専用の箱に入っていて、「この箱を開けられるのは、このクラスが解放されたとき」という仕組みになっています。
ゾンビサイドでペン塗装に味をしめていたので、今回もペンで塗っていきます。

気づいたら外が明るくなっていました(笑)。
開封した日に徹夜で塗装まで始めてしまうあたり、もう完全に沼の住人です。

さっきの真っ白な写真と比べると、だいぶ雰囲気が出たと思います。
数日かけて、最初に使うキャラクターたちを塗りました。

色が付くと一気に愛着がわきますし、プレイ中に「このキャラが動いてる!」という感覚が段違いです。
フィギュア塗装は完全に自己満足ですが、オススメです!
5. 実際のプレイはこんな感じ
いよいよプレイです。
ルールを細かく説明するとそれだけで記事が終わってしまうので、ここでは「こんな感じで遊びます」という雰囲気をお伝えしますね。
盤面はこんな感じ

シナリオ冊子に描かれた配置図どおりに地形タイルを並べ、モンスターや障害物を置いていきます。
写真の色付きのフィギュアが自分たち(塗装済み)で、紙のスタンディーがモンスターです。モンスターはフィギュアではなくスタンディーなので、塗らなくていいのは正直助かりました(笑)。
行動は「カード2枚」で決める

このゲームの面白いところは、行動の決め方です。
毎ラウンド、手札から2枚のカードを選び、1枚は上半分、もう1枚は下半分の行動を使います。たとえば「Aのカードの上の攻撃」と「Bのカードの下の移動」を組み合わせる、という感じです。
さらに、カードには行動順を決める数字が書いてあって、数字が小さいほど先に動けます。
「先に動いて敵を倒すか、後から動いて確実に当てるか」をみんなで相談するのが、すごく楽しいんです。
ただし、使ったカードはどんどん減っていくので、強いカードをバンバン使っていると途中で手札が尽きて脱落してしまいます。
攻めるか、温存するか。この駆け引きがたまりません。
装備を買って強くなる

シナリオで手に入れたお金で、街のお店から武器や防具を買えます。
少しずつ装備が整って、キャラクターが強くなっていくのはまさにRPGですね。
シナリオをクリアすると・・・

シナリオをクリアすると、冊子に書かれた結末を読み、報酬を受け取ります。
そして、次に挑めるシナリオが解放されます。

解放したシナリオは、このチャートにステッカーで貼っていきます。
物語がどこに分岐していくのかが一目でわかるので、「次はどっちに行こうか?」と話し合うのも楽しみのひとつです。
街を発展させる

シナリオの合間には、拠点のフロストヘイヴンに戻って街づくりをします。
建物を建てたりレベルアップさせたりすると、カードの絵もどんどん立派になっていきます。ボロ小屋が立派な建物になっていくのを見ると、なんだか感慨深いです。

街に戻ったときや、シナリオに向かう道中ではイベントも起きます。
「AとBのどっちを選ぶ?」という選択肢があって、裏面を読むと結果がわかる仕組みです。いい結果のときもあれば、まったく意味がなかったときもあって、ちょっとしたガチャ感覚です(笑)。
いろんな敵が出てくる

シナリオによっては、大きなボスも登場します。
写真のボスはまだ塗れていないので、真っ白なまま戦っています(笑)。いつか塗りたいです。

厄介なのが、このウーズという敵です。
「分裂」のカードが出ると、自分に2ダメージを受ける代わりに、同じHPの新しいウーズを呼び出します。つまり、放っておくとどんどん増えていくんです。

最初は数体だったのに、気づけばこの通りです。
ゾンビサイドのゾンビ大量発生を思い出しました(笑)。

他にも、巨大なカニの群れと戦うシナリオがあったり、氷のダンジョンを探索したりと、シナリオごとに全然違う展開が待っています。
毎回「次は何が出てくるんだろう」とワクワクしながら冊子のページをめくっています。
まとめ
『フロストヘイヴン』は、値段も重さもボリュームも、すべてが規格外のボードゲームでした。
正直、50000円近い値段を見たときはかなり迷いました。
でも、100本以上のシナリオ、遊ぶほど変化していく地図と街、どんどん成長するキャラクター・・・と考えると、1本のゲームで何十時間、いや何百時間も遊べるので、コスパはむしろ良いのでは?と思っています。
そして何より、 カード2枚を組み合わせて行動を決める駆け引き みんなで作戦を立てて、ピンチを切り抜けたときの達成感 物語が進むたびに、地図や街が変わっていくワクワク感
これが本当に楽しいです。
最初のルール把握と打ち抜き作業は大変ですが、そこを乗り越えれば、ずっと遊べる最高のおもちゃになります。
フィギュアを塗る楽しみもあるので、ボードゲームとプラモデル、どちらが好きな人にもオススメです!
まだまだ序盤ですが、これから街がどう発展していくのか、どんな物語が待っているのか、今からとても楽しみです。
キャンペーンが進んだら、またレポートしたいと思います!